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飛行機や新幹線と比較した夜行バスのメリットといえば簡単にネット予約できて目的地まで安い料金で行けるというのは今やみんなが知っています。特にバンドやアイドルの追っかけなどコンサートで日本全国を飛び回っている音楽ファンにとって交通費を少しでも抑えることはとても重要です。
しかし、そのようなハードスケジュールの音楽ファンが口を揃えて言う夜行バスのメリットは単純な交通費だけではありません。例えば関東から関西まで新幹線で、片道1万5000円のところを夜行バスで5000円で行ければそれだけでも1万円の節約になりますが、実際はそれだけでなく宿泊費も節約できていることになります。
金曜日の夜に新幹線で関東から関西のコンサートに行った時に、仕事終わりの新幹線で関西に前乗りすれば移動時間は短いのですが関西でホテルに宿泊する費用がかかります。コンサートの後にもし宿泊すればその費用もかかります。かといって新幹線だけで日帰りすれば、コンサート以外で関西を観光できる時間が昼ご飯～午後くらいしかありません。
ところが夜行バスは、金曜の夜に出発して睡眠を取りながら移動できます。翌朝は早い時間に関西に到着してゆっくり観光できるうえ、夜もコンサートが終わった後ゆっくり食事をしてからまた夜行バスで睡眠を取りながら帰宅できます。夜行バスでぐっすり眠るのに慣れてしまえば、このようにスケジュール的にも費用的にもメリットがあります。
旅行をするにあたってまず考えるのは、交通手段です。新幹線、飛行機、電車など、目的地や距離によって選択肢は様々あります。しかし一番リーズナブルで、かつ時間を有効に使えるのは夜行バスです。今回はこの夜行バスのメリットについてご紹介します。
まず最大のメリットは、その値段の安さです。関東～関西の距離でも片道数千円で乗ることが可能で、日にちによっては新幹線の2～3分の1程度の料金で利用することが可能です。ネット予約ではインターネット割引もあるのでオススメです。同じく車で行く場合も交通費は抑えられますが、レンタカー代やガソリン代がかかる上、一晩中運転をすれば、やはり疲れが出てしまい、朝一から楽しむことは難しいです。
次に時間の無駄がないことがあげられます。1日仕事や学校に行った後、その夜に出発してしまえば、次の朝には目的地に着いてしまいます。乗車時間は飛行機や電車よりは長くなるとはいえ、車内では寝て過ごせるので、有効活用ができます。さらに目的地での観光でも、帰りの新幹線の時間のために、クライマックスのショーが見られないということもありません。現地を出発するのも、行きと同様に夜遅くなので、ギリギリまで楽しむことができます。
